スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アシナガーニョ・ニ・ツルデスの生涯

こんにちは。
今日はキモい鶴を折りました。

2014073017160001.jpg

折り紙サークルの活動で、お題に沿って即興で創作するゲームをやった時に考えたものです。
引いたお題は「脚のあるツル」でした。
鶴の魔改造といえば、『本格折り紙』に収録されている「3つ首の鶴」や四鶴構造の「鶴星人」が有名ですが、同じ構造でやっても面白くないと思い、脚をめっちゃ長くした鶴を折ることにしました。
結果、即興にしては良さげなキモさを醸し出すことができたと思います。

こはくがわさんに影響を受けて、写真を撮るのにも少しだけこだわってみました。屋外で撮影。
あとはスタンドを作るという慣れないことをしました。存外、この作品を気に入っているのかも。

展開図はこんな感じです。

開脚する鶴2

赤線が折り線、青線が領域分けの線です。
紙の半分以上を脚に使っていることが分かります。
実際に脚として折りだされる面よりもはるかに多い領域を必要とするので、こんなに領域が必要なのか、効率が悪いのではないか、と考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。これはなるべくしてこうなっている構造なのです。

折りだすカドの長さや数を自在に調整出来ることが折り紙設計の魅力ですね。
ただ、「設計」と言ってもそんな難しいことは考えていなくて、基本は「こう折ればこういう風になるな」という予測をしているだけなのです。ハードルはそこまで高くはないのです。
設計楽しいですよ。今作はまさに設計を利用した作品だと思います。

それでは今回はこの辺で。失礼します。
スポンサーサイト

ミラボレアスとの日曜日の午後

こんにちは。
今回も過去作の紹介記事です。
モンハンに登場するラスボス的モンスター、ミラボレアスを折りました。

WIN_20140319_115109.jpg

うん。なんか違う。
本家はこんな感じ。

・゚・鬣ワ・・「・ケ-2

見ての通り、典型的ないわゆるドラゴンの姿をしたモンスターです。そのカッコ良さに惚れて創作することにしたわけなのですが、

WIN_20140319_115202.jpg

何でこうなった。
ちなみに背中側はこんな感じ。

WIN_20140319_115123.jpg

うん。特筆すべき点、なし。

と、いう訳で、改良が望まれるこの作品、ミラボレアス2.0ですが、何気にバージョン2.0なのです。ちょっと後脚の指を出す構造をいじったりしたので。

見たくれはちょっとアレなので、早々と展開図の解説に移ります。基準線は5等分です。

miraboreasu cp

この作品を折るにあたって意識したことは、蛇腹と22.5度系の接続です。この作品は先日上げた「リオレイア」の次に創作したコンプレックス系の作品なのですが、「リオレイア」で切り出しナイフ型分子を使った時に、「これは蛇腹と22.5度系の接続に使えるぞ」と気づいたのです。そこで、蛇腹と22.5度系の接続という課題に挑戦したのです。
まあ結果、ダサい造形になってしまったわけですが。
でも構造は結構気に入っていて、下図のようにふんだんに切り出しナイフ型分子を使っています。

miraboreasu cp2

その数、6×2個。当時切り出しナイフ型分子に嵌っていたので、このように容赦のない数を使ってしまいました。
中央部に台形でないぐにゃっとした形の分子がありますが、これも一応切り出しナイフ型分子ということにさせてください。折った構造の上から切り出しナイフ型分子を折ったために、このような変な形になったのです。そのため、ここは折りにくいところになってしまいました。まあ面白いから良いけど。

翼の折りだしは、「リオレイア」と同じような構造になっています。これも当時お気に入りだった構造で、切り出しナイフ型分子によって翼になる大きな面と後脚になる指のヒダの両方を折りだせる便利な構造です。

下図で丸印で囲んだ中央部の領域を見てみると、一値分子に分けられない構造になっていることが分かります。この部分は一値性を持たないのです。

miraboreasu cp3

なぜこのような構造にしたか。この作品のバージョン1.0の展開図は、このような感じでした。

キャプチャ

この構造は自然なものです。Yパターンを用いたよくあるタイプの展開図になっています。しかし、この構造では後脚が短いという欠点がありました。これは、領域分けした図を見るとよく分かります。

ミラ惚れ 展開図

ではどうやって後脚を伸ばす構造に至ったか。まず、後脚が大きく取れるような構造の場合の円領域を描いてみました。

キャプチャ2

黄緑色の円の中心部あたりに後脚のカドの頂点が来るような構造にすれば、長い脚を折りだせると分かります。22.5度系を保ったままで折りだしたいので、22.5度系の線を足して脚の頂点になりそうな場所を探ります。

キャプチャ3

青線と黄緑線の2つが候補に挙がりました。どちらがより長いカドになるのでしょうか。それぞれの点から用紙の対角線に垂線を引いたときに垂線が長いほうが、より長いカドを折りだせます。よって、青い点を後脚の頂点にすることにしました。
ラッキーなことに、青い点の場合は切り出しナイフ型分子によってできた蛇腹のヒダを使って、きれいに構造をまとめることができました。
一値性を持たない構造になったのは、これにより蛇腹のヒダの山折りになっているヒダから、谷折りになっているヒダに頂点を移すことになったからなのです。
色々いじったので、バージョン1.0に比べて幾分厄介な比率になってしまいました。このような感じです。

キャプチャ6

それではこの辺で。今回の記事はちょっと画像が多めでしたね。失礼します。

レイア嬢の肖像

こんにちは。
今日の記事も過去作品についてです。
高校3年の時の作品である、「リオレイア3.1」。バージョン1.0は高1の時に作ったもので、そこからじわりじわりと改変を加えてできたのがこれです。

s-DSC_1340.jpg

初めて(そして現状唯一)新世代に投稿した作品です。50cmほどの和紙で折ったと記憶しております。和紙高いんだ。1枚500円もする。まあその分カッコ良くなったのではないかと思うが。
この作品、バージョン1.0から比べると随分良くなっていて、自分の成長を感じられる嬉しい作品なんです。
バージョン1.0はこんな感じ。出来が悪いのであまり見せたくはないのですが、まあ恥を晒すのも良い経験だと思って。

2012013116440000.jpg

脚が短いのと、翼が無駄に長くてしかも仕上げが雑なのが気になります。この「カドが短いor長い」というミスは厄介なミスです。なぜなら構造から見直さなくてはなりませんから。仕上げで何とかなるレベルなら良いのですが、1.0はそういうレベルでもありませんでしたし。ティラノサウルスの前脚並に短い、と言ったら言い過ぎか。
まあそんな感じで、構造の見直しを図って、これができたわけです。翼の仕上げもできたし、後ろ脚もそれなりに折りだせたのではないかと思います。

s-DSC_1333.jpg

s-DSC_1329.jpg

なお、モデルはゲーム『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターです。こんな感じのモンスター。

img_587097_3161618_1.jpg

ストーリーの序盤に登場し、モンハンの何たるかを初心者に教えてくれるありがたいモンスターです。俺も初めての時は苦労しました。何気に毒持ちなんですよね、こいつ。何度解毒薬を忘れたことか……。
でもシリーズを通して愛されているモンスターのようで、実際私も好きなので折っているわけで、亜種や希少種という変種も用意されているくらいです。亜種は桜色でこんな感じ。

リオレイア亜種

3.1は桃色の紙で折ったので亜種ですね。元々はイャンクックという、これもモンハンに出てくるモンスターを折るために買った紙なのですが、イャンクックをうまく作れないうちにリオレイアができたので、亜種でも良いかということでその紙を使いました。

さて、この作品の展開図はこのような感じです。

リオレイア1_1 展開図

基準線はこんな感じ。11等分。

リオレイア 展開図

11等分はこのようにすると作図できます。8等分してから三角形の相似を使うのです。11=8+3と考えます。

11等分

ちなみに、この三角形の相似を使った作図法は便利で、俺は奇数等分蛇腹をするときはいつもこの方法を使っています。
3等分だとこんな感じ。

辺の3等分

7等分ならこう。

辺の7等分

そして、29等分ならこう。29=16+13。

辺の29等分

どのように考えてこれを描いているのか、だんだん分かってきたでしょうか?

展開図の解説に戻ります。22.5度系です。

リオレイア1_1 展開図2

画像は、個人的に面白いと感じた一値分子に印をつけたものです。あまり見かけない構造なのではないでしょうか。これらがうまく機能していると感じています。
例えば、左上の2つの分子は胴体から長い翼と足を折りだすのに適した構造です。中央部の領域を背中の毛を折りだすのに使う余裕も与えています。
2つの切り出しナイフ型分子は、翼のトゲと足の指を折りだすのに利用しています。この頃、切り出しナイフ型分子に凝っていました。今でも好きですが。
切り出しナイフ型分子は、22.5度系と蛇腹の接続に使えるので、それを利用して指や棘といった小さいカドを折り出したのです。

さて、展開図の解説が済んだので、今回はこの辺りで。

s-DSC_1335.jpg

失礼しました。

吾輩はカニである

こんにちは。
今回は過去作品の「カニ」についての記事です。

WIN_20140114_201501.jpg

こんな感じ。ブログやTwitterのアイコンにしている作品です。
この作品は、俺が中学3年の時に創作したもので、初めてちゃんとした形のものが折れたと実感することが出来た、思い出深い作品です。
シンプル系の作品で、小さい紙でも折れます。写真では7.5cmで折っています。
なお、俺は小さい紙で折るのは得意ではありません。折り紙をやっている方には恐ろしい方がいるもので、神谷哲史さんの「エンシェントドラゴン」を15cmで折ったりするような猛者もいるくらいです(ほそあか君とか)。そういうのを見て、俺はただただ感嘆するだけなのです。それと、手先も不器用なので、仕上げとかすごい苦手です。作品の写真があまりかっこよくなくても勘弁してください。心の目で見てちょうだい。
さてこの作品、小さくてかわいいので、ついつい量産してしまいます。

WIN_20140125_143550.jpg

たくさん折ってしまうのは、自分で創作したお気に入りの作品だからと言う理由も大きいかと思います。でもそういうものでしょう。自分の作品を作ったことがある方ならきっとわかっていただけると思います。

さて、この作品の展開図は次のような感じです。

カニ 展開図

中々シンプルで、展開図折りの練習に良いのではないでしょうか。8等分ベースで、左上と右上の2つのカドがはさみ、他の4対のカドが脚になります。はさみの部分は半開折りも含まれていて、完全には折り畳めない構造になっているので少し苦労するかもしれません。実際に折って頂くときには、まずはさみを除いた他のパーツをすべて平らに折り畳んで紙にくせを付けた後に、脚の沈め折りとはさみの仕上げをやると良いかもしれません。なお、内部カドは紙の裏側で中央部に寄せる構造になっています。

それでは今回はこの辺りで。失礼します。


45度線の偶奇性は撃ち抜けない

「ユニコーン」の記事に載せた展開図の解説画像に、「45度線の解消」と書きました。今回はこのことについてまとめました。

下記URLは、45度線の解消と偶奇合わせについてのPDF文書へのリンクです。よろしければご覧ください。なお、2次配布して頂いても構いません。
ただ、One Driveでの公開とさせて頂きましたので、Windows7,8ユーザーでない方には不親切です、申し訳ありません。ですが、PDF文書をアップロードする方法が分からなかったのです。調べてみたところ、One Driveでの公開なら単純で俺にでも何とかできそうだったので、こうさせて頂きました。ご了承ください。

Cancellation and Pality of 45.pdf


PDF文書で発表するのは、この方が保存性が高いと考えたからです。それに、ファイルとして手元に残しておいた方が気持ちが良い気がしたので。
なお、ダウンロード出来ないけれどもデータが欲しい方がいらっしゃいましたら、連絡を頂ければメールなどの形で送付させて頂きますので、気軽にどうぞ。

なお、内容は以下の通りです。

・45度線の解消と偶奇性について
・神谷パターンなどを使った45度線の解消
・神谷パターンや神谷パターンの切断についての簡単な説明

ちなみにこの文書、休日を丸1日使って書きました。TeXとか障害は多かったけど、何とか書ききることができてよかったです。達成感が凄い。

それではこの辺りで。失礼いたします。

続きを読む»

リンクについて

当ブログにリンクを貼らせて頂いているサイトについての説明です。
SHUNさんのブログで、リンクそれぞれに丁寧な解説をつけていらっしゃるのが良いな、と思いまして。とは言えリンク欄に直接説明書きを載せる方法は分からなかったので、こうして記事にすることにしました。いや、やろうと思ったんですけどね? でもHTMLとか意味分からなくて。授業でC言語とか習ってるんですけど、あれも意味不明です。むずい。困ったものだ。
では、リンク先それぞれについての説明を以下に記します。
なお、リンクの順番はランダムです。あとは最新の更新が後ろに来るように並べております。ご了承ください。

・折り神になれって言ってるでしょ!
http://ezunogunndann.blog.fc2.com/
えずの軍団さんのブログ。
新世代(後述する「おりがみ新世代」という掲示板の略称です)にカッコ良い作品を投稿している方。Twitterで仲良くさせて頂いています。九州大折り紙サークルORUTO所属。作る作品がカッコ良い。中二心をくすぐられる。

・照r
http://teru4.seesaa.net/
照さんのブログ。
ニコ動で「モンハン折り紙」を投稿している方。Twitterで仲良くさせて頂いています。俺が高3の時に、昔折ってた「リオレイア」を改修するきっかけになったのはこの方の動画を見たからだったりする。動画の説明が丁寧で完成形もきれいな上、市販の折り紙用紙で折れる作品も多いので、是非動画を参考に折ってみてはいかがでしょうか?


・じんのいろいろブログ
Ihttp://ameblo.jp/jin-1013-orixpoke/
じんさんのブログ。
Twitterで仲良くさせて頂いています。折りがきれい。蛇腹の等分を定規で測ってやったりする、その精神力には脱帽です。ポケモン関連の創作も見どころ。洗練された折りが作品の出来栄えを高めてます。

・IMAGINATION>CREATIVITY?
http://kohacunushi.blogspot.jp/
こはくがわさんのブログ。
Twitterで仲良くさせて頂いています。九州大折り紙サークルORUTO所属。とにかく折りがきれい。ひたすらに。現在Twitter上で盛り上がりを見せている「折り紙作品折り比べ企画」の発案者でもあります。他作家さんの作品をきれいに折りこなす、どころかアレンジまで加える実力や、その折り技術を遺憾なく発揮した創作作品は必見です。

・おりがみ新世代
http://kiranai.sakura.ne.jp/ong/
若手折り紙愛好家の溜まり場。俺もたまに投稿します。折り紙関連の質問なんかはここですればその道のプロが答えてくれるかも。何か投稿しずらい雰囲気あるかもしれませんが、どんどん投稿してもらって構わないそうですよ? たくさんコメントがあったほうがにぎやかで楽しいでしょうし。

・Open-Think
http://openthink.blog.fc2.com/
SHUNさんのブログ。
新世代に恐竜を主とした作品を投稿している方。Twitterで仲良くさせて頂いています。インサイドアウトを多用した、キャラクター的要素の強い、独特の作風でなされた作品群は見てて癒されます。恐竜・動物系が多いです。Twitter上ではたまに、お酒を飲んでくだを巻いている様子が見られます(笑)

・おりがみつきブログ
http://kaedeorigami.blog119.fc2.com/
楓さんのブログ。
新世代に投稿している方。その作品群は……見ていただければわかります。圧巻、の一言です。Twitterもやってらっしゃいますが、更新頻度は少なめかも。

・折り紙は趣味に含まれますか?
http://blog.livedoor.jp/kyoppyfold0926/
kyoppyさんのブログ。
Twitterで仲良くさせて頂いてる、京大の方。折り紙の創作はなさっていないようですが、小説の創作はなさっているようです。折り紙に小説と、趣味が合う気がする。

・折り紙計画
http://origami.gr.jp/~komatsu/index.html
言わずと知れた小松英夫さんのブログ。
折り紙のことをこれから知りたい方は、まずチェックしておいた方が良いブログだと思います。

・九十九折り日記
http://nagiplain.blog62.fc2.com/
hifmiさんのブログ。
Twitterで仲良くさせて頂いています。広島大折り紙サークルの方。広島大折り紙サークルの正式名称ってどうなったんだろう? 一時期「ORIGAMI M@STER」とか言ってたけどネタじゃないのかな?

・ある折紙創作家の頁
http://www.folders.jp/
こちらも言わずと知れた、神谷哲史さんのブログ。
こちらも、折り紙のことをこれから知りたい方は必見のブログです。

・黒子の折り紙
http://kurokono0rigami.blog.fc2.com/
黒子さんのブログ。
新世代に投稿されている方。Twitterで仲良くさせて頂いています。きれいにまとまった創作作品の他、他作家さんの作品を展開図折りする実力も見どころです。

・展示場
http://newgeneration.mukade.jp/exhibition/exhibition.html
新中人さんのブログ。
新世代の前管理人さんです。展開図が豊富なブログですので、創作をしたい人/している人には宝の山でしょう。

・創作折り紙の世界
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1735545/1745564
りょうへいさんのブログ。
模造紙などで、精巧な蛇腹作品を作っている方。毛の模様まで再現した作品に驚くこと間違いなしです。

・山と谷
http://sakamata102.blog93.fc2.com/nhさんのブログ。
新世代で投稿やコメントをたくさんしてらっしゃる方です。蛇腹人物が凄い。もちろん他のジャンルも。テレビチャンピオンにも出演された方です。ぜひご一読を。

・徒然折り紙日記
http://enjoyorigami.blog.fc2.com/
ゆーてぃーおーさんのブログ。
Twitterで仲良くさせて頂いてる、大阪大学折り紙サークルHOCの方。シンプル寄りながらセンスの光る創作をなさる方。ブログはネタ多めで、本人のTwitterとあまり変わらない感じか……?

・えっ…私の折り紙、折り過ぎ…?
http://orisugi.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
ほそあかさんのブログ。
Twitterで仲良くさせてもらっている他、新世代でもたびたび投稿しているのを見かける。現在中学生ながら、プロ顔負けの完成度を誇る作品を創作している方。そのクオリティの高さは、『折り紙探偵団』に作品の写真が載るほど。

・Fold by me
http://blog.livedoor.jp/ishmael1020/
小澤さんのブログ。
Twitterで仲良くさせてもらってる。日本折紙学会員であるためか、色々な折り図を持っているようで羨ましい限り。折り方も丁寧です。

・saku戦会議室
http://halzikkyou.blog68.fc2.com/
sakuさんのブログ。
Twitterや、ニコニコ動画に創作の作品を投稿してらっしゃる方です。ディフォルメした折り紙らしい作品群です。モンハンのモンスターも何点か見ることが出来ます。

・折り紙勢が作品産むなら!みんな折るしかないじゃない!
http://blog.livedoor.jp/nikorumami207/ふりゃー!Pさんのブログ。
まどマギのマミさんが好きみたいで、可愛い画像をいっぱい載せてくれそうです。創作や他作家さんの作品を折ったりもしているようです。

・知覚過敏がちな折り紙折りのサイト
http://gokitannlove.wixsite.com/hyperesthesia
ハイパーステジアさんのHP。精力的にとても充実したコンテンツを整備なさっています。必見。
創作作品や創作方法などの記事もためになります。

ユニコーンは整数比角度の夢を見るか?

ユニコーンを折りました。
半年前からの課題だった「整数比角度系設計は可能か?」という問いに「Yes!」を突きつけることが出来たのではないかと思います。構造のみならずフォルムも高貴な感じでお気に入りです。それなのでただ創作したよりも一層嬉しいんです。勢いに乗ってブログ開設までしちゃったくらいですから(笑)
まあ御託は良いので、まずは作品の写真を。良いカメラを持ってないのでガラケーでのちゃっちい写真ですが。

2014072014220001.jpg

最近、作品の写真をピアノの上で撮るのにはまってます。何かオシャレ。
構造についてですが、ヒダの向き変換でたてがみを折ろうと思ったのが最初のアイディアで、そしたらあれよあれよという内にユニコーンの顔になりました。そっから胴体を付けるまで結構手間取って戸惑ってだったけど、何週間か後の昨日に一気に前脚と下半身をくっつけることができました。三谷純さんのORIPAっていうソフトウェアを使って作図したらわりかしあっさりと胴体部分もできた。ORIPAおすすめです。素早く正確な作図ができるから。しかも俺が使ってるのはタブレットだから、タッチペンでますます使いやすいっていう。三谷さんに感謝です。
22.5度系とかは手書きでの作図が大変なので、ORIPAますますおすすめです。蛇腹(一応整数比角度系も蛇腹と一括りみたいなもんです)だったら、方眼付きノートにそこそこ正確に書けますけど。ノートだと授業中に内職できるので良いです。俺が使ってるのはNakabayashiのlogicalノート(通称「京大ノート」)。これもおすすめです。方眼が通常の3倍入ってます。KOKUYOのドットライナーに入ってる目盛りに比べ、更に1/3細かい目盛りが入ってます。そして3の倍数ってのがまたありがたいんだ。整数比角度系だと傾き3の折り線が沢山出てくるから。最近だと可愛いデザインのも出てるのでそっちも良いかも。

脱線した。ユニコーンの展開図はこれ。

unicorn2.png

赤線が折り線です。山谷の区別なし。だって書くのしんどいんだもん。青線は前脚になる領域を囲ったもの。左右対称なので右側は描きませんでした。
この作品で1番やりたかったことは上述の通り整数比角度系設計なのですが、そのためには対角線対称にする必要がありました。何故かというと、整数比角度の良さが生きるのは動物のように色々な形の面を折りだす必要があるものであり、大概の動物は対角線対称で折るのに向いているからです。
「整数比角度系設計」という言葉の説明をちゃんとしていませんでした。これは私が考えたもので、蛇腹に傾き2,3,3/4の折り線を足して作る設計法です。

[2014/07/28追記]
kosugeさんから言葉の定義について指摘いただきました。kosugeさんによる定義:
「整数比角度系」=「傾き0,1,2,3,3/4(さらに加えて7など)の角度の折り線に限定した展開図」
「整数比角度系設計」=「傾き0,1,2,3,3/4(さらに加えて7など)の角度の折り線に限定した設計法」
をここでは採用させていただきます。

私の知る限りこれまでにやっている方がいらっしゃらないので(σさんは似たようなことをやっています。私のこれもσさんに影響を受けたものです)、新しく名前を付けました。展開図を見ていただくと分かる通り、斜めの線は傾き2,3,3/4です。

unicorn4.png

これは、展開図の構造に注釈をつけたものです。最近思いついたんだけどこの注釈を付けるのって良い解説かも。まあこれでも分かりにくいとは思いますが……。詳しい話は夏休み中に作成するPDFにてってことでご勘弁を。

夏休みといえば、9月に大阪で第2回折りサーネット(全国の折り紙サークルの集まり)が開催されるようですね。普段twitter上で絡んでる方々とお会いできるのでぜひ参加したいと思っております。
そういえば、初回の折りサーネットは今年3月だったのですが、運が良いことに当時高校生ながら参加することができました。一応ORUXE見習いってことで。すごく貴重な経験でした。探偵団でしかお名前を拝見したことがないような方々に会えたり、どころかお話までできちゃったりして。楽しかった。気付けばあれから半年ですな。次回の折りサーネットまでには何とか作品を1個でも完成させねばと思っていたけど、このユニコーンが完成してくれて本当に良かった。

それではこの辺りで。長文失礼いたしました。

ブログ始めました。

初めまして。
この度、ブログを開設することにしました。楽しく読んでいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
このブログは、主に折り紙に関する情報を発信するのに使っていきたいと思います。
これまではtwitterのみで折り紙に関する情報発信・交流をしてきました。ですが、twitterで書いたものは後からでは読みにくいし、編集しにくいという特性があります。せっかく考えたり書いたりしていることなので、いつでも読み返し、書き直すことができるようにブログの記事にしようと考えたのです。
まあtwitter上での俺の発言をお気に入り登録してくださる方がたくさんいらっしゃるので、図に乗ったとも言えますが(汗)

このブログを開設した目的は上の通りなのですが、開設することを考えたきっかけはPDF文書をアップロードしたいと思ったことです。ここ半年で折り紙について色々なことを考えたのですが、考えがまとまっていくにつれて、そのまとめを誰にでも見ることができる形でWeb上にアップしたいという思いが強まりました。アップロードする場所の選択肢にブログが上がったという訳です。
で、そのPDF文書なのですが、鋭意作成中です。8月初めから始まる夏休みの間に書きたいと思っています。内容は以下の通りです。

・「神谷パターンがなぜ折りたためるのか?」という疑問から始めて、前川定理、川崎定理とその系についての応用を解説した後、蛇腹創作の可能性を広げる(多分)新しい手法「整数比角度系設計」について解説する。
・神谷パターンの種々の応用について解説する。横分子蛇腹法はある程度既知として解説する。

1番目を現在作っていて、2番目はまだ構想段階です。どちらの文書も俺の趣味により数学色が強くなるかと思います。特に1番目は。2番目については似たような内容のことを先日togetterにまとめたりしましたが、まあひどい内容ですから、書き直したくて、文書にすることを決意しました。それから、現在並行してこれらのテーマに関する研究もどきをやっていますので、文書が出来上がる前にその成果が出たら、そのことも記述するかもしれません。

初めましてということで、良い機会なので、俺の折り紙歴について紹介したいと思います。中々話す機会ってありませんし。

・幼稚園~小学校低学年
気が付いたら折り紙大好きっ子になってた。親に買ってもらったり図書館で借りてきたりして、川畑文昭さんや桃谷好英さんの本に載ってる作品を折ってた。いつ頃どの作品を折ったとかそういう記憶はあまりないけど、確か小学校1年生の時に、川畑文昭さんの『おりがみ 世界のカブトムシ』を折りまくってた気がする。

・小学校中学年~小学校高学年
市内にある色んな図書館を巡って、良い本がある所を探してた。そして、『季刊 をる』に出会う。この本から受けた衝撃は凄かった。折り紙でこんなことができる人がいるのか⁉ って。特に第4号。『空想折り紙』に掲載されてる、川畑文明さんの恐竜の作品群の写真が(一部は展開図と折り図も)載っていて、もう、びっくりした。すごいかっこよかったから。それに、これまで折ってきた川畑さんの作品とはレベルが違いすぎて、これが川畑さんの本気なのか、って。日がな1日写真のページ見てた気がするもん。衝撃は大きかった。
で、自分もそういうのを折りたいという意識がはっきりと芽生えた。前々から創作まがいのこと(と言っても「見立て」がほとんどだった気がするけど)はやってた気がするけど、はっきりと「創作したい」と思ったのはこの時だったと思う。でも川畑さんレベルの作品を創作するなんてできる訳がなくて、そんなことは端から考えてもいなかった。だから、創作した作品はシンプル系のもののみだった。今は手元にないけど(もしかしたら探せばあるかも)小学校3年生の時にエイの指人形を創作して、えらく気に入ってた。あとは何か折りゴミを量産してた気がする。

・中学校
折り紙する時間は小学校の時より減ったけど、コンプレックス系よりの創作に手を出したのはこの頃。ネットで折り紙の展開図を漁ったり、噂で聞いていた前川淳さんの『ビバ! 折り紙』を図書館で見つけたりして、コンプレックス系折り紙(22.5度系オンリーだけど)がちょっと身近になった。中3の時には『折紙探偵団』を購読した。そして、『本格折り紙』を読んで22.5度系の創作を意識するようになった。√の概念を知ったりして、もう22.5度系楽しー! ってなってた。
とは言えちゃんと形になっている作品はほとんど創作できなかった。強いて言えば、前川さんのドラゴン(だったかな? 忘れたけど)に付加領域をつけて作った「ベリオロス」(モンハンに出てくるモンスター)と、なぜか22.5度系じゃなくて蛇腹の「カニ」くらい。「カニ」は当時(今も割と)気に入ってて、暇さえあれば折ってた。フェリシモの7.5cm角の千代紙とかで。神のサイズが大きいという理由でコピー用紙で試作品を折るようになったのもこの頃だし、授業中折ってて怒られたのもこの頃。配られたプリントをすぐに正方形に切り出して折ったりしてたらさすがに怒られた。

・高校1年~2年
ますます折り紙しなくなる。部活(クイズ研究部)に入り浸ってた。でも神谷さんの赤本(『創作アイデアの玉手箱 神谷流 創作折り紙に挑戦!』)を見つけて折り紙熱が再燃したりして、ちょこちょこ紙は折ってた。中学校の時より設計法とか折り方とかをちゃんと「考えられる」ようになって、以前より思った通りの形が折り出せるようになった。そんなこんなで、リオレイア(これもモンハンのモンスター)を創作した。高校在学中に2、3回位バージョンアップさせるくらい思い入れのある作品だった。

・高校3年~今(大学1年前期)
受験期は勉強だけしてた。高3の冬、年が明ける前の頃にAO入試で合格が決まった。大学では思いっきり折り紙をやってやろうと思い、入学するまでの間は1日中折り紙のことを考えてた。創作も本腰入れて始めた。そしたら、東北大に折り紙サークルがあるのを知り、入学前から参加したいなと思った。
で、東北大折り紙サークル(ORUXE)への連絡手段がtwitterしか思いつかなかったので、twitterを始めた。これが功を奏した。全国の色んな折り紙好きと交流を深められるからだ。ちょうど全国各地の大学で折り紙サークルがたくさん誕生する時期で、折りサー戦国時代というか、黎明期というか、良い時期にtwitterを始められたと思う。九州大折り紙サークルORUTO所属のこはくがわさんが、みんなで同じ作品を折ってtwitter上で一斉に発表しあう「折り紙作品折り比べ企画」を始めたのもこの頃で、その発足の時に立ち会えたのはとても良かった。
あと、σさんの昆虫の作品群にすごい衝撃を受けた。川畑さんの恐竜以来の衝撃。で、使われてる構造も凄かった。神谷パターンだの幅変換だの、神谷パターンの切断(これはおそらくσさんによる造語)だの。神谷パターンは、神谷さんの赤本に載ってる「龍神」の解説で申し訳程度に書いてあったので名前だけ何となく知っていた程度で、何のことやらだったけど面白そうで、本格的に蛇腹に手を出した。神谷パターンとか幅変換も自分なりに考えて、だんだん理解していった。理解していく過程で神谷パターンが何で3:4:5の直角三角形の構造なのか、その理由がだんだん分かっていって、傾きが2,3,3/4の折り線がすごいということに気付く。んで、22.5度系とか15度系とか、あと最近現れた18度系だとかみたいな感じで、傾きが2,3,3/4の折り線に制限しても作品が作れるんじゃないか、と考えた。これは今日ようやく成功と言える形まで持ってくることができた。新作の「ユニコーン」がまさにそれだからだ。「ユニコーン」については別の記事で紹介することにして、上述したPDFが云々ってやつは、この頃から今にかけて考えたもの。
そんなこんなで、現在は「整数比角度」(傾きが有理数の角度。造語)での設計法だとか、あとは何で整数比角度や22.5度系とかが設計をしやすいのかなんてことを考えています。好きな数学と結び付けて考えてるので、楽しさマシマシです。

えー、長々と自分語りしてしまいましたが、これから色々アップしていきたいと思います。よろしくお願いします!!
プロフィール

レオンハルト

Author:レオンハルト
創作折り紙や折り紙設計理論をやります。
数学や小説なども好きです。
なお、当ブログはリンクフリーです。リンクして頂いた場合、お礼を申し上げたいので連絡を頂けるとありがたいです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。